弘楽 東京都江東区

2021年9月 平日の13:00頃訪問。お店の外観には強烈なレトロ感が漂う。この手のお店には入るのにちょっと勇気がいる。えいやと入店すると、8畳ほどのスペースに4人テーブル4卓の構成。先客が4名ほどいらっしゃいます。消毒液ボトルを持った女将さんに手の消毒洗礼を受けて着席。メニューは全て壁の貼り札で、ラーメン480円、餃子450円、チャーハン650円などがある。ランチタイムサービスのラーメンとミニチャーハン800円を注文。お店は年配のご夫婦で運営されています。待つこと10分ほどで到着。まずスープをすすると醤油ベースの旨味がギュウっと濃くてそこに獣肉の匂いがふわっとしてかなり美味い。でも油はほとんど浮いてない。この旨味はなんだろう、チャーシュー煮汁のカエシ由来なのだろうか。麺は細麺ぷっつり系で無難に良い。厚切りのナルトに昭和を感じる。燻製の匂いをまとったロースチャーシューもホロホロで旨い。そしてミニチャーハン。見た目の量は確かにミニで具は玉子とこまぎれチャーシューとネギ。口に含むとラードとチャーシューの香ばしい匂いがブワッと弾けて油のコク豊かで塩のパンチが効いている。参った。こりゃ旨い。咀嚼するとお米の甘味を感じる。すくったレンゲをよく見るとお米の粒が立っている。シンプルだがお米の旨味を最大化したチャーハンだ。チャーハンを食べつつラーメンのスープをすする。このラリーが止まらない。至福のひとときを過ごすことができました。

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外観

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ラーメン

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半チャーハン

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麺は細麺

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粒の立ったお米